到達距離というのは、到達地点でのレーザーポインター 価格光のエネルギーという形でしか出しようがありません。一般に用いられる式は
S = (E/(R^2))(A/θ)T・10^19・1/2.86(Photons/J)
E;送信エネルギー(J)・・・本質問では100×10^-3(J/sec)
R;距離(m)
A;到達地点での有効面積(平方メートル)
θ;送信ビーム拡がり(ステラジアン)・・・たとえば4mRadian
T;大気透過率・・・たとえば、0.7
まあ、1mWで10mくらいは楽に届くので、この式から、100mWなら、距離が10倍で、100mくらいは届くのではないですか。ぐらいしかいえません。人の目に入らないように、くれぐれもご注意の程。
要は、電波と同じく、到達エネルギーは、距離の2乗に反比例するということですから、何をもって到達距離と定義するかで、話が変わってきます。拡がりを抑えるには通常ガリレオ式望遠鏡を逆にして絞りあげます。
アポロ11号、14号では月面に、逆反射器(一種のプリズム)を10×10=100個を地球の方に、1度の精度で向けて設置したので、地球と月の距離は、今や、cm単位で測定できるのです(質問者さんのいうようなCW強力レーザーポインターでなく、Qスイッチという方法で、Giant Pulse Laserを作り使うので、100mWではなく、Peak値が数十MegaWattです)
到達距離は、ビーム特性によります。ガスレーザーの到達距離は、月面ぐらいまで届きますが、ご質問のレーザーは、532.1nmはYAGの第2高調波と思われ、405nmは窒化ガリウム系のレーザーの発振波長と思われます。いずれも固体レーザーと思われます。固体レーザーのビーム特性は、あまり良いとは言えず、ビーム系の作成方法に強く依存します。ファイバーアウト(光ファイバー端からの出力)のみでは、相当な広がりを持ちますので、補正光学系が必要です。いずれにしてもレーザー出力端面の光学系に依存していると思って下さい。光学系が悪いと10cmも飛びません。当方の経験では、補正光学系に数千万円を投じたレーザーでは、10km~40kmぐらい、平行ビームで飛んだと思います。ネコレーザーポインター