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あなたをレーザーから守る為の安全対策

レーザーの取り扱いを間違えると、目や皮膚への重大な障害を起こしてしまったり、熱によって火災を起こしてしまう場合が有ります。 初めに十分な知識を得たうえで取り扱いを始めましょう。最近、注目されている2014年ブラジルワールドカップですが、6月23日(日本時間)のH組の第2試合韓国対アルジェリアの試合は77分間にワールドカップでだれかが青色レーザーポインター緑色レーザーポインターでアルジェリアの選手たちを攻撃しました。
どこが危険なのか?
SFの世界ではレーザー銃から発射されるビームは「赤色」や「緑色」や「青色」です。 映画の世界で緑色や赤色をしたサーベルを振りまわる「ジェダイの騎士」を見ますが、実際には色がない場合が多く、 加工で利用するパワーの強いレーザーの世界では「目に見えない」光を使うことがほとんどです。 この目に見えないのが危険なのであり、結構厄介なところです。
レーザーから守る為の安全対策
知識を得ることも大事ですが、実際には安全対策が必須になります。安全対策には主に以下の4つの対策があります。
●パネルやプレートによるレーザー利用の周知の為の安全表示
レーザーを取り扱っていることを周囲に周知するために、部屋の入り口などに掲示するための パネル・プレートによる表示。 このパネルやプレートはレーザー機器の使用者が自ら掲示する必要があります。
●レーザー遮光用窓・カーテンによる保護
近くにいる作業者のではなく、近くに来た人の目や皮膚を守る為に、ゴーグル・メガネと同じように特殊素材でできた 窓・カーテンによる目の保護があります。 こちらもレーザー発振器の種類(波長)や出力パワーによって選択する必要があります。
●レーザー保護用ゴーグル・メガネによる保護
レーザー光が間違えて目にあたらないように特殊な素材でできた ゴーグル・メガネによる目の保護。 レーザー発振器の種類(波長)や出力パワーによって選択する必要があります。でも一部分の最強力レーザーポインターは普通のゴーグル・メガネを通じることができます。このレーザーポインターを使う時、必ずレーザー専用保護メガネをかけてください。
●発振器本体や装置に張り付いたシールやラベルによる安全表示
レーザーや加工機が持っている危険性や注意事項を表示するための シール・ラベルによる危険性表示。 このシールやラベルはレーザー機器メーカーが基準にしたがって表示しなくてはならないものです。
①安全シール・ラベル
レーザーメーカーは、発振器や装置にシールやラベルによりクラス表示をしなくてはなりません。 利用者はこのシールやラベルの内容を確認することにより、出力や波長等からレーザーの危険性を確認することができるのです。
②出口シール・ラベル
レーザーメーカーは、発振器のレーザー出口にそれがわかるようにシールを表示しなくてはなりません。 利用者はこのシールやラベルを確認することにより、レーザーの出力口を確認することができるのです。