単色性
レーザは単なる1つの色(波長、周波数)の光なので分解されることがない
これに対し、普通のランプからは複数の色が混じりあった光が発せられます、例えば、太陽光をプリズムに通すと7色の光に分解される、これは、太陽光が様々な波長の光が混ざり合ったものであるからである
指向性
レーザから発せられた光ビームは、ほとんど広がることなくまっすぐに進みます。
これに対し、普通のランプからは四方八方に広がる光が発せられます。
エネルギー密度
太陽光をレンズを用いて光を収斂(しゅうれん)(レンズで光を集める)させるとする。太陽光はいろいろな波長から成り、平行光でないため鋭く焦点に集めることが出来ない。しかし、レーザは普通の光と異なって、位相が良く揃い収束性も良いので、狭い面積にきわめて高密度の光エネルギーを集中でき、焦点温度を数万度まで上げることが出来る
コヒーレント(可干渉性)
コヒーレントな光とは一つの定まった波長を持つ光で、連続的に続いていて光の山と山、谷と谷が一致する規則正しい光のことである。レーザの光はこのコヒーレント性を持っているが、自然光はこのような性質は持っていないのでインコヒーレントな光と呼ばれている。